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  • 水辺で過ごす

天神橋

水都大阪を代表する景観。天神祭の息吹も感じる橋

川の駅はちけんやからも眺められる、橋長およそ210mの「天神橋」。1594(文禄3)年に架けられ、天満橋、難波橋とともに「浪華三大橋」として親しまれていました。天神橋が架かったことで上町台地と大坂北部とがスムーズにつながり、地域同士を結びつける重要な役割を果たしたともいわれています。

1885(明治18)年の大水害で当時の橋は流失したものの、3年後の1888(明治21)年には鉄橋に架け替えられました。現在は1934(昭和9)年に松屋町筋の拡張に合わせて架け替えられたもので、美しいアーチが中之島の緑豊かな剣先の風景に映え、水都大阪を代表する景観にもなっています。 1987(昭和62)年には中之島公園の剣先側にらせん形のスロープが設けられるなど、さらに美しく整備。反対側の階段部分には、毎年7月24・25日に行われる天神祭の様子を描いた絵陶板も飾られています。迫力たっぷりの絵を眺めていると、お祭り気分がぐっと盛り上がります。