江戸時代より大川の往来を支え続ける、大阪を代表する橋
水の都・大阪を流れる大川に、悠然と架かる大きな橋。天満橋・八軒家浜エリアを代表するスポットで、川の駅はちけんやからは徒歩約2分の場所にあります。
江戸時代より、天満橋は天神橋・難波橋とともに「浪華の三大橋」と呼ばれ親しまれてきました。当時は橋の南側に東西の町奉行所が設置され、谷町筋から東側にかけては役所も点在。市民の往来はもちろん、役人の通勤や役所間の連絡などにも利用されていたのではと考えられています。 現在の天満橋は昭和10年にゲルバー式鋼桁橋に架け替えられたもの。橋全体を遠目から眺めると実にたおやかなフォルムで、当時の担当者も「のびのびとした、鳥が翼を広げたような形」と表現したようです。昭和45年には天満橋の上に重ねる形で高架橋が建設され、自動車交通もスムーズに。現在もなお人々の往来をどっしりと支える、水の都・大阪の頼もしい橋のひとつです。
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