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  • 水辺で過ごす

天満天神繁昌亭

古典芸能を間近に感じられる劇場。上方落語の楽しさに触れ

川の駅はちけんやから徒歩約15分で行ける、2006年オープンの上方落語定席のひとつ。六代 桂文枝さんが中心となって建設に取り組み、多くの寄付を募りながら戦後60年ぶりに復活を遂げました。毎日、落語をはじめ漫才や俗曲などの興行が執り行われています。

メインとなる定席寄席公演は、午後から始まる「昼席」。出演者は週替わりで、ベテランから若手までさまざまな芸人が登場し、落語や漫才、マジックなどの芸を披露します。夕方から始まる「夜席」では独演会や一門会など、落語家が主催する会に加えて繁昌亭が企画した番組も披露。午前10時から始まる「朝席」では、団体の貸切公演も行うことができます。

劇場内には提灯1,500個が天井に飾られるなど、情緒たっぷり。公演中は落語家の息遣いや表情までしっかりと伝わり、白熱した演技にぐっと惹き込まれます。上方落語ならではの、“上方言葉”による軽妙な噺を堪能しましょう。